(公社)日本バレエ協会関西支部
2024-12-25

バレリーナである前に、すてきなレディでありますように! Vol.34

芸術劇場のリハーサルがはじまり、オーケストラ演奏による全幕バレエに期待がかかります。
今回はリハーサル時の身だしなみについて。

芸術劇場はたくさんのスタジオからの出演者が一堂に会する他流試合の場でもあります。
そこには普段ない緊張感があふれているはずです。
その中での、一回一回のリハーサルは、もはやパフォーマンスと同じです。
観る者が、心地よく、また憧れの対象となる振る舞い、身だしなみが要求されます。
それぞれスタジオごとにレッスン時、リハーサル時のお決まりがあるでしょうが、ここは今一度、振付者や指導者へのリスペクトを示していただくのが、バレエ芸術にも敬意を表すことになります。
プロの方は舞台数が多いから、本番舞台は日常に近いです。
しかし、コール・ド・バレエの最初の一歩を踏み出した生徒さんたちにとっては、年に何回あるか?の舞台ですね。
リハーサル時から、本番に近い恰好でやることが、その本番舞台に自信をもって望める近道でもあります。
終演後の拍手喝さいを頭に描きながら、本番にむかいましょう。

※『バレリーナである前に、すてきなレディでありますように』は
協会員、また、その生徒の皆様が、すてきな(女性)レディ、(男性)ジェントルマンと周りから認められるような振る舞いや情報を、様々な角度からご紹介するコーナーです。

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