バレリーナである前に、すてきなレディでありますように!Vol.24
現在、リハーサル真っただ中の11月10日西宮芸術文化センターで開催のJBA WEST ART MESSAGE公演は文化庁AFF2(ARTS for the future!2)助成事業です。
今回はこのARTS for the future!2 について。
ARTS for the future!は、昨年、令和2年度の補正予算によって、コロナ禍の中、文化芸術活動を支援する事業として初めて実施されました。
今年度も令和3年度の補正予算によって実施されることになり、現在も募集されています。
昨年4月に文化庁長官に就任された都倉俊一文化庁長官は「日本では芸術家としての職業があいまいなため、政府の大規模な予算を組んでの支援がなかなか広くいきわたらない」と懸念され「きちんと行き届く支援を目指したい」と昨秋ある雑誌対談(ACT4)でこの事業への期待を話されていました。
バレエ公演のみならず、演劇、音楽会、映画製作など、多方面の活動が対象です。
今回募集が4月に始まりましたが、オンラインでの説明会を数多く開催、申請方法を丁寧に指導されているおかげで、9月6日現在の応募件数6004件に対して採択件数3635件、不採択47件、確認中が2322件と昨年度に比べて、採択件数が格段上がっていると感じています。
それだけ、この長引いたコロナ禍での支援が必要なところが多いとも言えますね。
協会ではこれを機に、コロナ禍で不安を持った人々にバレエで元気を持っていただくプログラムを用意しました。
第1部でパキータを 第2部のバレエ・コンサートではコンテンポラリーダンスも登場、そして第3部では平和を願い、芸術に国境はないというメッセージを込めます。
「今日は踊る人、明日は観る人」といわれるバレエ公演のチケット販売構図に一石を投げかけることも期待しての上演です。
ご期待ください。
「バレリーナである前に、すてきなレディでありますように!」は、協会員、また、その生徒の皆様が、すてきな(女性)レディ、(男性)ジェントルマンと周りから認められるような振る舞いや情報を、様々な角度からご紹介するコーナーです。