『サマー・バレエゼミナール』行事実施報告
8月17日から19日までの3日間、ワガノワメソッドによるサマーバレエゼミナールが開催されました。
(会場:大阪バレエアカデミー)
Aクラス(中学生以上)15名、Bクラス(小学3年生〜6年生)24名の参加がありました。
クラシックバレエ担当の初日に、田上世津子先生からは「ワガノワメソッドの基礎を学ぶ機会にしてほしい。身体の方向と、上体の動きに重点を置きます。」キャラクターダンス担当の法村圭緒先生からは「慣れない動きも出てくるけれども、クラシックとは違う動きを注意深く見て、やってみてほしい。」というお言葉があり、また樫野支部長からは「クラシック、キャラクターともに基礎を楽しみながら学んでほしい。」とご挨拶がありました。参加者の皆さんに、インタビューを行いました。
—ゼミナール開始前
Q どのようなことを学びたいですか。
ワガノワのポールドブラをきちんと習いたいです。(Aクラス A•S)
ふだんキャラクターの学習をする機会がないので、クラシックにはない雰囲気や、上体の使い方を学びたいです。(Aクラス Y•K)
できることが増えるようになりたいです。(Bクラス N•N)
クラシックで、細かいところを色々教えてもらいたいです。(Bクラス K•Y)
ふだんのレッスンに生かせるようなことが学びたいです。(Bクラス M•S)
見学ではなく、実際に動くことで基礎から学び直したいと思います。(Bクラス K•T)
—初日を終えて
Qどのように感じましたか?
クラシックもキャラクターも、基礎から教えていただけた。クラシックではクセのついている部分に気がついたし、キャラクターは、そのステップの歴史的な性格から教えていただけたのでわかりやすかったです。
(Aクラス K•T)
場所が違うと、いつもの稽古より難しかったです。(Aクラス A•N)
いつもやらないことが難しかった。
こんな団体でお稽古を受けることがなく、みんな上手なので自分もがんばらなくちゃと思いました。
(Bクラス N•K)
今日習ったことを、今後に生かしていきたいです。
(Bクラス M•S)
—3日間のゼミナールを終えて
Q どのように感じましたか?
自分と、周りの人たちの何が違うのか、自分に足りないものは何かっていうことがわかりました。
キャラクターは動きが難しくて、ついていくのが大変だったけど、動きの見せ方、キャラクターごとの動きの違いが、学べたと思います。
(Aクラス K•I)
クラシックは、いつも受けているバレエレッスンがパワーアップされている感じがしたので、がんばりました。キャラクターは初めてでしたが、ついていけるようにがんばりました。(Bクラス K•Y)
編集後記
先生方と参加者のみなさんの、暑さを上回る熱意が伝わってくるゼミナールでした。
参加者のみなさんには、正確なワガノワメソッドによるクラスを受講する、貴重な機会になったと思います。それを今後の成長につなげていってほしいと願っています。
筆者 錦見真樹