バレリーナである前に、すてきなレディでありますように! Vol. 7
1.夏の舞台シーズン到来、まずは 、 5月27日 の協会総会で話題になった、 男子 楽屋での振る舞いについて、
今や、海外バレエ団やコンクールで男子 が大活躍の時代となりました。体型や技術が向上したことは、
喜ばしいことですが、 他流混合の舞台、コンクールの 楽屋裏での振る舞いに、 待った!!がかかっていますよ。
① 女子同様、男子も まだまだ、一人でメーク が できる器量はありません。同性の方にメークをしていただく場合は
問題ありませんが、女性の先生や スタッフにメークをしていただく場合は、男子楽屋ではなく、パブリックスペース
の迷惑のかからないところで、メークをしてもらいましょう。
② メークが仕上がれば、次は、ウォームアップ、 リハーサルルームのある場合はまだしも、舞台袖は限られたスペース
だけに、周りの方の迷惑にならないよう、十分な注意が必要ですね。
・出番待ちのダンサーの邪魔にならないように。
・出番を終えた後も、興奮して大きな声を出すなどのことのないように。
・化粧前は、メークが仕上がった段階で 速やかに元通りに整えて、 メークを落としたら、 次の出演者が気持ち
よく使用できるように 。楽屋でのマナーが向上してはじめて、将来性ある、素晴らしいダンサーとして認められ
ますよ。
2.最高気温を耳にしてうんざりするこの時期、 特に気をつけることを取り上げました。
レッスン、リハーサル、本番のヒントに!
① 子供は大人より体に含まれる水分の割合が多く、代謝の速度が速いので脱水症状に気をつけないといけません 。
1時間程度のレッスンでは 問題ありませんが、発表会前の長時間のリハーサルの際にはこまめに水分を取るよう
指導しましょう。
② 冷房の効きすぎた劇場、スタジオでは、 ウォームアップを入念に、筋肉をしっかり温めてスタート。筋肉を温めると
体温が上がり、酸素もしっかり行き渡ります。過剰な水分補給により、体温が下がってしまうと、血流が悪くなります
から、要注意です。
③ 舞台が多いこの季節、ちょっとした身体の不調に気づいたら、早めに手を打つことが大事です。「舞台があるから、
コンクールがあるから 」 と放っておくと、慢性化してしまい、 取り返しのつかない ことになりかねません。
急性のうちに治療をうけ、レッスン、リハーサルへの影響を最小限におさえましょう。
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