(公社)日本バレエ協会関西支部
2022-01-04

バレリーナである前に、すてきなレディでありますように!Vol.21

みなさまお健やかに新年をお迎えになったこととお喜び申し上げます。
新たな変異株の動きが気になるところですが、十分な感染防止対策をもって臨んでいただきたいと思います。

今回はコンテンポラリーダンスについて。
2022年夏の全国合同バレエの夕べへの関西支部出品作品もコンテンポラリー作品と決まりました。
1980年代フランスで始まったコンテンポラリーダンス、当初は劇場関係者から「コンテは経済的だから」と豪華な舞台装置、衣裳やメークを必要とするバレエと対照的に言われました。
衣裳、踊りに制限されない、表現形態に形式をもたないダンス、自由な身体表現として進化し、ドイツタンツテアター、ストリートダンス、実験的なパフォーマンスと今では幅広い分野を含められるようになってきました。
音楽と動きを単純に楽しむ、身体がぶつける感情表現を受け止める、楽しみ方はそれぞれ。
「わからない」と観る者にある種の緊張感を与えてくれるものでもあります。
バレエダンサーがこの分野の作品に挑戦することで、身体能力を極限まで追求することができます。
今や、バレエダンサーにも多様性が求められる時代となったことが象徴されますね。

最後に 全国合同バレエへの出演者オーディションへのご応募をお待ちしています。

「バレリーナである前に、すてきなレディでありますように!」は、協会員、また、その生徒の皆様が、すてきな(女性)レディ、(男性)ジェントルマンと周りから認められるような振る舞いや情報を、様々な角度からご紹介するコーナーです。)

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