バレリーナである前に、すてきなレディでありますように!Vol.29
はや12月です。
筆者は4年ぶりにベルリン訪問をしました。
バレエとオペラを楽しみましたが、その際感じたことを書き留めてみました。
ドイツ・オーパ(Deutsche Oper Berlin)、コーミッシェ・オーパ(Komische Oper Berlin)、シュターツ・オーパ(Staats Oper Berlin)の3つの公的劇場はフル稼働、観る方は選択に迷うことも。
中でもシュターツ・バレエ・ベルリンのバレエ「眠れる森の美女」上演時には観光バスが劇場に横付けされ、観光客が観劇しているのが新発見でした。
今年の初めには「オペラを観に行ったら、支配人が舞台に立って、『出演者がコロナ罹患のため本日のオペラ上演は中止です』と告げられた」というようなことあったようですが、アフターコロナが定着している様子。
ちょっと意外だったのは、12月バレエは「くるみ割り人形」オペラは「こうもり」が定番だったのですが、今シーズンの演目にそのどちらもありません。
シュターツ・バレエではマリシア・ハイデ版「眠れる森の美女」と2本の新作(コンテンポラリー)が、ドイツ・オーパでもオペラの新作が、上演プランに載っていました。
オペラファン、バレエファンにとってフェスティブな時期に新作を観られることがプレゼントなのでしょう。
ここ日本では12月は「くるみ割り人形」と第9が定着、どこもチケットが手に入らないと状況だそうですが、年末をいっぱいお楽しみいただければと思います。
関西支部では2月の「白鳥の湖」のリハーサルに余念がありません。
みなさまのご来場をお待ちしています。
筆者 小西 裕紀子
※『バレリーナである前に、すてきなレディでありますように』は
協会員、また、その生徒の皆様が、すてきな(女性)レディ、(男性)ジェントルマンと周りから認められるような振る舞いや情報を、様々な角度からご紹介するコーナーです。